随分と昔に作成したソフトウェア「Desk Deck」に因み、インターフェースをそのまま3DCGにしてみました。とある映像のために制作したモデルですが、何か機会があれば100万円ぐらいで配布したいと思います。
2023年01月04日よりデータの配布を開始しました。もちろん無料ですので、宜しければご確認ください!
時代背景としてDesk Seriesは最新や未来のコンピューターではなく、電子機器の量産体制が整うことなく進んでしまった時代の研究用や軍事用のコンピューターという設定があります。なので並列コンピューターやサーバーとしての用途を重視したインターフェースが設計されており、物理ボタンやナビゲーションといった独自規格が露骨に取り付けられ、コストなど二の次という感じです。
コンピューターというよりは音楽プレイヤーを被ったようなボタン配置ですが、これは磁気ディスクよりも先にデータレコーダーが進化してしまったが故に設置されたインターフェースで、記憶装置はデータレコーダーが限界を迎えた後にディスクや半導体の形式に置き換わりますが、テープ用のボタンについては名残としてそのまま残ったというわけです。
ポートも通信用は1970年代から続くRJ(レジスタード・ジャック)の規格が歴史通りに採用されていますが、構成されるネットワークの形式はスター型ではなくバス型の亜種になりますし、1990年代から登場したUSBやデジタル映像出力などは全て「Universal Transition」という架空の規格に乗っ取られています。なのでThunderboltよりもパワーを供給できますが、代わりに私たちが知る端子よりも二回りぐらい大きいです(笑)。
ここで気になるのは性能ですが、何と、一台だとCore 2 Duoにも満たないポンコツレベルです…が、「Calculation Rail」という直列繋ぎでマシンを並列化できる魔法の端子を使いクラスターとして構成すると、何と、100台ぐらいで軽く10ペタフロップス(1016 FLOPS)を超えます。デジタル回路に加えてパラレル誤差収縮機構を搭載したアナログ回路、それを両立させる演算装置、ニューラルネットワーク、そして万能OSこと「O'ceall」君、これらが本気を出せば人間も宇宙も、何でもシミュレートできるでしょう。ちなみにCR端子はデータの通信も可能なので、LAN端子はほとんど使われない(というよりはLAN回線でアナログ通信が行えない)という現状です。
今後、発表するであろう映像作品(MV)ではコイツが物語の中心的な役割を担っていますので、宜しければ楽しみに期待してやってください。最後まで主の下らない妄想話に付き合っていただき、ありがとうございました。
統計情報
本作品の基本的な統計情報は以下の通りです。
- Desk Deck
- 頂点:57,983
- 三角形面:115,000
- Desk Core
- 頂点:38,631
- 三角形面:77,134
- Desk Disp
- 頂点:59,363
- 三角形面:119,864
- Desk Rack
- 頂点:43,344
- 三角形面:86,528
- 各種ケーブル
- 頂点:169,805
- 三角形面:177,330
著作権表記
本作品では、著作物を使用していません。
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ダウンロード
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