私たちが普段から使用している「パーソナル・コンピューター」の起爆剤となった、古き時代の「IBM PC」、またの名を「IBM 5150」、それらを3DCGで再現してみました。

 私はピッチピチの若者なのでIBM 5150に何かしらの思い入れがあるわけではないですが、パソコンの歴史を学ぶ中でコンピューター産業に求められるユーザーに対する姿勢や混沌とした時代の流れを教えてくれた一台であります。デザイン(古いパソコン)については、個人的にジョン・タイターの逸話にも登場するIBM 5100がクールだと思っていますが、やはり「ザ・パソコン」という容姿についてはIBM 5150より勝るものはありません。規格の統一化が始まる前に作られたキーボード、緑色のコンソールを映し出すCRTディスプレイ、そしてユーザー・インターフェースに特化した本体。それらは必ず、全人類が思い浮かべるパソコンの一台に含まれていることでしょう。

 手元に実機があるわけでもなく、詳細な設計図も入手できないため、インターネット上の解説サイトやオークションの写真と睨めっこをするという、何とも大変な制作でした。とは言え、感覚と憶測で寸法を決めた手抜き作品なので案外、1週間程度の制作期間ですが…やはり実在するオブジェクトの制作は私に向いていないのかもしれません。3DCGという成果物にしても、材質が微妙だったり中途半端なポリゴンだったりするので、実際に(Blender以外のベースで)使用する際は注意が必要かもしれません。


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